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テスト機にいれた【Bullseye】。ベンチマーク結果が良かったし、安定してそうなので、ArgonOneケースに入れてるメインの初号機・弐号機のUpgradeにトライしました。

CleanインストールなしでUpgrade

Cleanインストールするのが確実ですが、環境設定がめんどくさいです。ならば、Upgradeしたくなりますよね。ということで、Upgradeの手順は、こちら。でも、結果的に32bit版では上手くいきませんでした。

まず、Busterの最新にしておく

sudo apt update
sudo apt upgrade -y
sudo reboot

リポジトリを変更する

エディタで開いて元をコメントアウトして編集する手順のサイトが多いですが、やってることは、busterをbullseyeに置換してるだけ。なので、コマンドラインからにしました。

sudo sed -i /etc/apt/sources.list -e 's/buster/bullseye/g'
sudo sed -i /etc/apt/sources.list.d/raspi.list -e 's/buster/bullseye/g'

パッケージを更新する

再び、Update/Upgradeです。途中で、パッケージの更新中にサービスの再起動が必要で、勝手に再起動しちゃうけどいいよね?って確認画面がでます。まあ、なんにもしてないので、もちろんYESで続けます。ちなみに、32bit版の時は、文字化けして読めなかった。64bit版ではちゃんと表示されました。このあたりから、32bit版は怪しい感じでしたね。

sudo apt update
sudo apt upgrade -y

ディストリビューションの更新をする

依存関係でgcc-8を入れとけって書いてあって、念のため、やってみました。でも、もう入ってるってでてきて、ちょっと表示が違った。このあたりはちょっと関係がよくわからないです。あと、設定ファイルをデフォルトにするか、既存のを使うかを何回か、聞いてきてたけど、Nで以前のものを残すようにしました。最後の”dist-upgrade" は、"full-upgrade" としているサイトもあります。今回は、前者でやりました。

sudo apt install -y libgcc-8-dev gcc-8-base
sudo apt dist-upgrade -y

Boot Configurationをいじる

/boot/config.txt の dtoverlay を置き換えろって書いた記事が結構あって、32bit版の更新時にはやってから再起動した。ちなみに64bit版ではやらずに再起動した。最終的に32bit版ではおかしくなっちまったんだけど、これのせいかもしれない。

#コメントアウトにする
#dtoverlay=vc4-fkms-v3d
# all セクションに追加
[all]
dtoverlay=vc4-kms-v3d

なお、参考にしたサイトはこちら

Pi My Life Up
Upgrade to Raspberry Pi OS Bullseye
Straightforward steps to upgrading
dummy

結果!

32bit版は失敗!

32bit版は、表示がおかしくなって結局Cleanインストールしました。タイトルバーがなくなっちゃって、起動すると左上に吸い付いた状態で表示。終了ボタンとかが、ウィンドウ内にないと終了すらできない。唯一、終了は、真ん中に。でもタイトルバーはなし。手をつくしてみたが、原因も対策もわからず、結局、クリーンインストールしなおしました。

fuguai

64bit版では成功!たぶん、、、

64bit版では、この現象はでず無事にアップデートできました。たまたま、最後のBootConfigをやる前に再起動をしてしまったので、最後のBootConfigの部分はやってはいけないのかもしれません。ただ、64bit版やってるとき、SSDがつながらなくなってしまったので、バックアップのSD側をアップデートし、SD Copier でSSDにリストアしました。まあ、どちらも、すんなりってことではないし、クリーンインストールしたほうがよいかもしれません。