Mavic mini は、どこまで飛ばせるのか?
ドローン記事は久しぶり。天気も良くなったので、飛ばしてきました。
レンジエクステンダーの実力検証
今回は、前回記事で紹介した、レンジエクステンダーの電波到達距離を紹介します。前回記事は、こちら。
テストパターン
- 標準アンテナ
- 八木アンテナアダプター
- 反射板アダプター
- 反射板・八木アンテナ併用
標準状態
見通しのよい、砂漠での飛行ですが、標準アンテナだと、1500m程度から映像が不安定になります。2000m程度までは、とぎれとぎれになりながらも届きますが、2500mで映像を完全にロストしてしまいました。帰還。
八木アンテナ
八木アンテナを使うと、3000m越えまで全く途切れることなく安定しています。3000m超えたところで、電波が弱くなり、映像をロストしかけましたが、向きを微調整すればなんとか届いている。電池残量から、3500mで帰還。
反射板
反射板でも、3500mまで映像ロストすることなく、到達。3000mを超えてくると、向きの微調整が必要なのは八木アンテナと同じ。3500mからの帰還で電池残量がもう少しあるので、この時は、4000m手前まで伸ばしてから帰還。残量10%切るぐらいになったので、ここが往復可能な限界点。
反射板+八木アンテナ併用
さて、反射板と八木アンテナ併用時ですが、こうなるともう、”電波”より”電池”。返ってこれません。テストでは、行った先での着陸ポイントを決めて、片道飛行で行いました。映像の安定度は、併用のほうが断然上。3500m超えあたりで不安定になることもなく、5000m超でも、アンテナをしっかり機体へ向けていれば、安定して操作可能でした。予定着陸ポイントの5500mまでしっかりコントロールできました。
- 標準アンテナ..............1500m
- 八木アンテナアダプター..............3000m
- 反射板アダプター..............3000m
- 反射板・八木アンテナ併用..............5000m
注意点
裸眼では見えなくなってしまう目視外飛行。アンテナを向ける向きがずれると、信号ロストの危険もあります。日本でのフライトだと、目視外飛行には許可も必要です。なので、むやみに遠くへ飛ばすのはやめましょう。
その上で、確実に機体と通信できるように、追加アンテナは付けておくのもよいなと思いました。あと、日本で買えるレンジエクステンダー商品は2.4GHz仕様なので、上記結果と大きく違う可能性もあります。
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿